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スウェーデンカンキョロジー
このページは、日本にいながら、スウェーデンと環境のことを知りたいと思っている方々のためのページです。
このページの主催者レーナ・リンダルの講演活動について


「スウェーデン・パラドックス」書評
(11年1月17日掲載)

資料: 環境保護団体を中心に、NGO・NPO活動を支えるスウェーデンの制度紹介

「環境NPOの基礎強化と雇用の可能性に関する調査と提言」という報告書を紹介します(pdfファイルとしてダウンロード可能)。
平成21年度(財)日立環境財団助成事業の一環としてNPO法人環境文明21がまとめたものです。報告書は他国との比較も含まれています。スウェーデンの部分を担当したのでNGO・NPO活動を支えるスウェーデンの制度を紹介することができました。23ページから政府の支援策と環境団体を中心に以下の内容でスウェーデンの事情を紹介しています:

・市民活動を支える制度(例えばNPO法がないこと)
・市民活動に対する政府の基本的な姿勢
・その中で最近の動向
・運営資金や助成金の状況
・具体例として、スウェーデン最大の環境保護団体、自然保護協会の運営資金内訳、雇用状況、理事長と事務局長の年収
・政府機関が提供している助成金の事例
・核廃棄物の最終処分所に関連した助成金実験
・学習活動のサポート
・郵便物送料の割引制度
(11年1月20日掲載)
2010/12/18はカフェオハナ でスウェーデンと原発のことを話しました: 「持続可能な未来を目指すスウェーデンに学ぶvol.2~脱原子力を選んだプロセスと今」
 インターネット放送の記録はUstreamのここで見ることができます。
エンルギーシフトでのイベント報告も。


2010年11月29日、スウェーデン社会研究所の主催でスウェーデン大使館で行われた、小澤徳太郎さんの講演、動画記録:
 「スウェーデンの環境・エネルギー政策:原子力問題の捉え方」

小澤さんは1973年以来、スウェーデンの環境・エネルギー政策を見て、日本の政策と比較してきました。この講演の後半でスウェーデンの原発政策の歴史を説明しています。
小澤さんのプロフィール



スウェーデンの4年ぶりの総選挙(2010年9月19日)の結果は不安定そうな政権になってしまいました。スウェーデンはこれからも緑の道を着々と進んでいくのでしょうか。新内閣の発表までTwitterで報告しました:Follow lenaglobal on Twitter その後も、スウェーデンの環境ニュースを発信しています。選挙全般については佐藤さんのブログも参考になります。
(2010年11月22日掲載)


スウェーデンの原発政策はどこへ?



09年2月のスウェーデンの雑誌表紙。スウェーデン語のYesは「Ja」、Noは「Nej」。「Nja」はどちらでもない曖昧なこと。NjaがJaに代わった。「安全面がよくなっていないのに、スウェーデンは原発にJa」

スウェーデンは原発廃止の方針で知られていますが最近は少し揺れています。しかし日本のメディアは断片的にしか伝えていないので、誤解がおこりがちです。日本の報道に不満があるのは私だけではありません。スウェーデン・ヨーテボリ大学経済学部の博士課程に在籍中の佐藤吉宗(よしひろ)さんもその一人です。少し時間がたちましたが、はんげぱつ新聞2009年4月号に掲載された佐藤さんの記事を参考に紹介します。

『「スウェーデンが原発新設」ー 報道の真相』(1ページ)

佐藤さんはエントロピー学会の会報誌「えんとろぴぃ」66号(2009年7月)に掲載されたより詳細な記事も書きました。この記事は過去の背景も紹介しています。

「原発の増設ではなく、原発依存の抑制に取り組むスウェーデンの意欲」
(pdf11ページ)

また佐藤さんのブログは、スウェーデンの経済、政治、社会、議論をくわしく紹介する記事もたくさん掲載されていますのでお進めします。
ブログ「スウェーデンの今」トップ

(2009年11月15日掲載)


 11月の新書「沈黙の海ー最後の食用魚を求めて」
スウェーデン語から直接日本語に訳されたこの本はスウェーデンをはじめヨーロッパの漁業資源の危機的な状況を訴えています。本を書いたイサベラ・ロヴィーン(Isabella Lövin)さんはもともとジャーナリストですがこの本を書いたことをきっかけに2009年の夏から環境党所属のEU議会議員として活躍しています。
本を翻訳したのはスウェーデン在住で、「スウェーデンの今」というブログでスウェーデンの情報を発信つづけている、ヨーテボリ大学経済学部の博士課程に在籍中の佐藤吉宗(よしひろ)さんです。
佐藤さんはイサベラ・ロヴィーン(Isabella Lövin)さんの紹介、本の内容の紹介、イサベラさん本人によるブログ記事の翻訳のブログも提供しています。 名古屋のCOP10に向けて、2010年内にイサベラさんを日本に誘ってみたいと思っているので企画協力の提案を歓迎します。
(10年1月19日更新)
  
「ニッポン食の安全ランキング」
著者:埼玉県飯能市に住むスウェーデン人、マーティン・フリッドさん
2009年5月に出たこの本はここで紹介しています。
著者による本のまえがき
本人の英文ブログ
(09年12月6日掲載)

「2021年のスウェーデン」プロジェクトを担当したアニタ・リンネル(Anita Linell)さんの講演記録

「2021年のスウェーデン」プロジェクトを担当したアニタ・リンネル(Anita Linell)さんが国立国会図書館の招聘で2009年11月に来日しました。アニタさんは国会図書館の主催で、国会議員向け、一般市民向けの講演をしました。国会図書館は、アニタさんが書いた文書など、より詳細な資料も含めて、講演の記録を報告書にまとめる予定です。報告書は4月に全国会議員に配布され、国会図書館のホームページで公開される予定です。国会図書館での講演に先立って、立教大学ESD研究センターの主催で学生向けの講演もしました。その記録はここで読むことできます。

(2009年12月7日掲載)

「スウェーデン環境教育(ESD)調査報告書」 が2008年3月末に完成しました。
まだ少し残っていますので購入の申し込みを受け付けていますが発送は6月末になります。詳細や申し込み方法はこちらを参考にしてください。

報告書は関東弁護士会連合会が2007年5月に「持続可能なスウェーデン・ツアー・環境教育」というかたちで行ったスウェーデン調査によるもので、研究者も数名参加し、報告書作成に関わっりました。


★ 「マガジン9条」に「持続可能な発展と第9条」というレーナの記事が掲載中です。(06年4月28日)


「持続可能なスカンジナビア」特集

「『生命都市』時代の環境と地域づくりを考える総合誌」のビオシティ(BIO-City)の「持続可能なスカンジナビア」特集号が2006年4月の始めに出ました。

ビオシティのホームページで目次を見てから注文することができます。

「2021のスウェーデン」プロジェクト・リーダーだったアニタ・リンネルさんのインタビュー記事を私(レーナ)が担当しましたが、それに関連してスウェーデンの取組みから刺激を受けての「滋賀をモデルに、持続可能な社会像を描く2030年、自然と共生する滋賀の将来像」という記事もあります。

スウェーデンに関してはこんな記事もあります:

「認知症高齢者のためのセラピー公園『ガーデン・オブ・センス』」

「今日の授業は学校の森 週に半日、学校林で学ぶハーガ小学校」

(06年4月11日掲載)




「司法における男女共同参画〜その条件づくり〜」真の男女平等は法曹界から

2006年3月7日、関東弁護士会連合会の主催で弁護士会館で開催されたシンポジウムのパネリストとしてスウェーデンの男女平等について話をしました。男女平等は持続可能な社会の大切な要素の一つだと思っています。

世田谷区議会議員の田中優子さんがシンポジウムの印象をブログで報告しています。

報告1
報告2

(06年3月12日掲載)


スウェーデンのエコ自治体の取り組みを紹介する英語の本

The Natural Step for Communities - How Cities and Towns can Change to Sustainable Practices


持続可能なスウェーデン協会会長、 トールビョーン・ラーティ(Torbjorn Lahti)氏とアメリカ人のサーラ・ジェイムズ(Sarah James)さんの共著です。スウェーデンのエコ自治体の取り組みとその背景・歴史を紹介しています。
カナダにある出版社のホームページで、クレジットカードを使って直接購入できます。(2004年6月19日掲載)





日本人から見た、森と関わりのあるスウェーデンの生活

日本の森や木、木材などをテーマに、本を出している浜田久美子さんが、スウェーデン人の森との関わり方を取材しながら体験し、その印象を素直な読みやすいストーリーにまとめました。「スウェーデン・森と暮らす・木と森にかこまれた豊かな日々」と題する本書(上條滝子さんのイラスト入り)は、2003年12月、(社)全国林業改良普及協会から出版されました。

詳しい情報は(社)全国林業改良普及協会のホームページにあります。


「スウェーデン環境ニュース」2003年12月号より)

本に出てくるLarsbo Gardに行って宿泊をしてみたい場合はこの英文ホームページを参考にできます。




スウェーデン式環境教育CD-ROMを日本人向けに

環境問題に関する基礎知識が学べるスウェーデンの「環境教育基礎コース」日本語版CD-ROMができました。面白いイラストを使った楽しい構成であるため、環境問題を深く考えたことがない、もしくは考えるのが面倒だと思っている方にも受け入れやすい内容となっています。スウェーデン語の原版にある内容に加え、日本の状況に合わせた情報も追加されているため、より理解しやすくなっています。このCD-ROMの翻訳・開発・販売は、日本において長年にわたりスウェーデンの環境政策や環境教育事情を紹介してきたエクベリ・ペオ(Ekberg Peo)、エクベリ聡子夫妻が行なっています。


環境問題は「問題」であるため、その事情を知るほど無力感が広がる恐れがありますが、この教材はスウェーデン式環境教育の特徴の一つでもある、前向きな姿勢でできています。個別の問題に過度に集中し過ぎず、全体像を捉えることができる構成となっています。環境問題を身近に、そして一人ひとりの可能性を感じさせてくれます。企業や自治体での環境教育の導入段階などに役立ちそうです。それぞれが一人で勉強できるようになっていますが、スウェーデン式なので多くの疑問や質問、議論が発生することでしょう。それらを好ましい形で生かし、建設的な方向へ持っていくために、講師を交えたグループディスカッション等と組み合わせて使用すれば、皆で一緒に考えたことが行動に移しやすくなると考えられます。

価格:5,800円(税金・送料別))

問い合わせ・販売: oneworld@aqua.famille.ne.jp (ペオ宛)

Tel/Fax: 045-595-3586


詳しい情報はワンワールドのホームページにあります。


「スウェーデン環境ニュース」2003年10月号より)

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スウェーデンの環境教育の絵本が2002年4月、日本で出版されました。


「森の中のフロイド」と「町を行くフロイド」の2册です。
出版社「さ・え・ら書房」のサイトに案内が出ています: http://www.saela.co.jp/ehon/floid.htm

本書は2003年5月、「第50回産経児童出版文化賞《JR賞》 を受賞しました。


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小さな子供のための環境教育

スウェーデンから日本にやってきた「森のムッレ」

スウェーデンは、「森のムッレ」という森の妖精を中心にした環境教育が盛んです。小さな子供を対象にしたこの環境教育は、野外生活推進協会という市民団体が開発したものです。野外生活推進協会の日本支部もできています。日本野外生活推進協会(森のムッレ協会)は、保母など、関心をもつ大人を対象に「ムッレ教室」のリーダーを養成する講座やワークショップを開催しています。養成されたリーダーが活動している保育園は16園に上っています。「自然の中へ出かけよう〜ムッレの森」というスウェーデン語から訳した本も発行しています。

日本野外生活推進協会・日本支部の連絡先:

兵庫県氷上郡市島町上牧691

電話/ファックス 0795−85−2639

電子メール: mulle@wonder.ocn.ne.jp

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「自然と環境のファイル」〜スウェーデン小学校で使われている環境教育教材の和訳

スウェーデンの小学校で使われている環境教育教材の日本語訳ができています:「自然と環境のファイル 〜 ライフスタイル編」、スティーナ・ヨハンソン著、クリスティーヌ高見・高見幸子・福島奈々・吉澤飛鳥訳、渡辺敦発行、(NPO 法人)かながわ環境教育研究会発行、2000年9月。ロッパンという女の子の生活を通して、自然や環境との関わりについて、調べたり考えたりという作業を通し学び、行動につながってゆくように構成されている。教材は子ども向けなのでたくさんの絵、そして振り仮名もついている。スウェーデンの事情をそのまま日本語に置き換えているので、スウェーデンの社会、そして、スウェーデンの環境教育の考え方を理解するに非常に分かりやすくて便利な本だと思う。指導者用解説もある。

自然と環境のファイル:1、500円(税込、送料別)

指導者用解説:400円(税込、送料別)

問い合わせ先:特別非営利活動法人 かながわ環境教育研究会

Tel: 046-277-2030 Fax:046-277-2035

電子メール: JZS01374@nifty.ne.jp(渡辺)

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「北欧のエネルギーデモクラシー」

北欧のエネルギー事情を理解するための新しい本が出来ました:「北欧のエネルギーデモクラシー」飯田哲也著、新評論

飯田さんは日本総合研究所で環境とエネルギー政策を研究しています。1996年、スウェーデン南部のルンド(Lund)大学の客員研究員になりましたのでスウェーデンと近くのデンマークのエネルギー政策に非常に詳しいです。「自然エネルギー促進法」推進ネットワーク(GEN)という日本の市民団体の代表でもあります。

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「2050年:スウェーデンの エネルギー需要シナリオ」和訳

 2000年春、「2050年:スウェーデンのエンルギー需要シナリオ」という文書の日本語翻訳を「原子力資料情報室」から依頼されました。これは、ルンド工科大学・エネルギーシステム学部の研究者二人がスウェーデンのエネルギー庁に依頼された研究を報告したものの概要です。調査の結論は、「1995年から2050年にかけて、GNPを50%以上拡大しつつ、エネルギー消費量を半減する可能性は十分にある」という夢のような結論です。翻訳は大変苦労しましたが、内容は素晴らしくて感動しました。将来を勝ち抜ける省エネ国家の基本がそこに書いてあると思ったからです。考え方は冷静で大胆ですが、よく考えると実に当たり前なことばかりだと感じました。翻訳は、数人の日本人もチェックしているので、お勧めできるものになったと思います。  報告書は、(特定非営利活動法人)「原子力情報室」が発行している「アジアにおける持続可能で平和なエネルギーのためのネットワーク、1999年度ワークショップ報告集」に含まれています。

入手先は「原子力資料情報室」です。このページから注文できます:

http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=144

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スウェーデンの写真が一杯の雑誌

このホームページには写真を掲載していませんが、スウェーデン大使館&(株)シルバーストーン発行の雑誌「エクセレントスウェーデン〜ケアリング、2号」Excellent Sweden / CARING (vol 2) にスウェーデンのきれいなカラー写真が数多く載っています。この2号は環境特集なので、スウェーデンの環境情報がかなり入っています。その他に、子供の権利を守る大切さを主張するシルビア王妃のインタービューなどが載っています。紀伊国屋で販売されていますが、(株)シルバーストーンからも購入できます(1、500円)。

ご問い合わせ電話番号:03−3549−1171。

電子メール: office@silver-stone.co.jp

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スウェーデンの木質バイオマスエネルギーについて



(c) Lena Lindahl 1999-2010